2011年06月28日

リンゴが放射性セシウムの排出を促す働きがある

リンゴに含まれる食物繊維が体内に入った放射性セシウムの排出を促す働きがある  日本農業新聞  0617
放射性セシウム排せつ リンゴが有効 有益情報 広めたい 青森の産地 海外成果を発信  (0617)営農の一覧ページへ リンゴに含まれる食物繊維「アップルペクチン」が体内に入った放射性セシウムの排出を促す働きがあることを実証した海外の研究論文を基に、青森県のリンゴ産地が、東京電力福島第1原子力発電所の事故による内部被ばくを抑える手段としてリンゴを食べるよう呼び掛け始めた。事故の収束が見通せない中で「被災者の役に立てるなら早い方が良い」と、地方自治体がホームページで紹介したり、JAが市場などに伝えたりしている。被災地に派遣されている自治体の職員も情報発信に一役買う。

 アップルペクチンの摂取が放射性物質を排せつ物として体外に出す効果があることは、ベラルーシ共和国・ベルラド研究所のネステレンコ博士が2009年、論文「チェルノブイリ地区の放射性物質からの解放」で発表。この内容を富山医科薬科大学(現富山大学)の田澤賢次名誉教授が5月28日、青森県弘前市での講演会で紹介した。

 論文では、同研究所が01年、旧ソビエト連邦のチェルノブイリ原発事故で内部被ばくした子ども615人を対象に実施した試験の結果を記述。リンゴの搾りかすなどから作ったアップルペクチン添加物を食品と合わせ、21日間連続で与えた結果、放射性物質であるセシウム137の体内の濃度は当初より63・6%低下した。一方、同添加物を含まない食品だけ与えた場合は13.9%の低下にとどまった。


 田澤名誉教授は、大腸がんを予防する観点からペクチン(水溶性食物繊維)を研究。ペクチンの含有量は野菜・果実の中でも特にリンゴに多いことも確かめた。青森県産業技術センターによると、ペクチンの含有量が最も多い品種が「王林」で、「レッドゴールド」「ふじ」「千秋」と続く。

 一方、同県のリンゴ産地は、こうした研究成果を普及できないか模索。弘前市はホームページで紹介する他、被災地に派遣している職員が避難所などでリンゴを食べるよう提案しているという。

 同市りんご課は「原発問題が収束していない段階で、被災者感情への配慮が必要」とした上で、「客観的なデータがあるからには東電や、被ばくの可能性のある自治体などに情報を出していく必要がある」と指摘する。

 JAつがる弘前も論文の情報を取引先の卸売市場などに伝えた。「市や県と連携しながら被災地の健康回復に向け、取り組み内容を検討したい。役に立てればという思いだ」(指導部)と話す。

 田澤名誉教授は「子どもや妊娠している女性は特にペクチン含有食品の摂取を心掛けるべきだ。リンゴなら皮付きで毎日2個程度の摂取を推奨する」と呼び掛ける。現在、果実に含まれるアップルペクチンを効果的に摂取できる添加物の開発・普及を検討。

「福島県立医科大学やメーカーと連携し、被災地での臨床データも取りながら開発したい」という。
セシウム137とアップルペクチン専門的な内容ですが、後々のために自分用に保存します。
3年前の研究結果論文のようですが
これを読んでいたら・・・なんだか・・・・・




和訳責任者 田澤賢次
富山医科薬科大学 名誉教授

Annals of the New York Academy of Science
1181:3033102009 に掲載された論文
チェルノブイリ地区の放射性物質からの開放
13. Decorporation of Cherrnobyl Radionucleides
V.B. ネステレンコ、 A.V. ネステレンコ
Institute of Radiation Safty (BELRAD 研究所)
Belarus

要約
他国で健康管理と医療を受けるために、
毎年数万人のチェルノブイリの子供達が(殆どがベラルーシ地区から)祖国を後にした。
歴史的にみても最もひどい大災害の現実をできるだけその被害を少なくするために、
多くの国からの医師達は極度に汚染されたChernobly 領域で働いている。
しかし、災害の現実の規模と様態はとてつもなく大きく、
チェルノブイリのような大災害に対しては世界中のどの国であっても一国では長期的に対処することが不可能である。

プライベート・ファンドとイニシアチブだけでなく
国連と他の国際機関を通しての援助に対しては、被害を被った国々、
特にウクライナ市とベラルーシ市は感謝の意を表している。

チェルノブイリ 事故から22 年後でも、
ベラルーシ市、ウクライナ市、およびヨーロッパロシアのひどく汚染された地域における年間の個々の線量限度は、
まさに局所的に汚染された製品を避けることができない消費のために1mSv/年を越えている。

BELRAD 研究所の11 年の経験は、
子供達のため効果的な被曝予防のためには
放射線の干渉を公式な危険限界(例えば15-20Bq/kg)30%に設定することが必要であることを示している。

ひどく汚染されたBelarussian 地域の住民の身体中のCs-137 の全身蓄積を直接測定すると、
公式に認められている量より年間では少なく見積っても倍から倍の過量を示している。

実際的には、特にアップルペクチン添加食品を摂取することによる治療効果ではCs-137 の除去効果に効率的に役立っている可能性がある。
1996 年から2007 年に亘り160,000 人を超えるBelarussian の子供達に、
18 日から25 日の期間にペクチン添加食品物(1 日に5g 回投与)を治療目的で服用させた。
放射性物質に汚染された食物の消費が不可避の状況下にある環境では、
個々の人々の放射線防護(放射性物質からの開放)のためには、
様々なペクチンベースの食品添加物と飲み物(りんご、干しぶどう、海草などの使用による)を製造し、
それを応用することが最も効果的な方法のつである。

  続きを読むに本文転記 本文

放射性物質に汚染された状況下にある住民の身体より放射性物質を減少させるには三つの方法が存在する:

一つは食べ物に集積された放射性物質量を減少させること、
二つ目は人々の身体から放射性物質の除去をさらに効率よくすること、
三つ目は人間の免疫力を刺激して更に自然治癒能力を高める方法である。

13.1. 食べ物に集積された放射性物質量の減量について

水、キノコと野菜などの食物を水に浸す、茹でる、塩漬け、および酸漬けにすることやミルクとチーズの中の脂肪を処理することで食物の中で放射性核種の量を数倍減らすことが可能である。
我々の放射線に対する抵抗力を高めることのできる食品等を食べることによって身体の持っている自然治癒能力を刺激することは非常に有効である。
このような食品類の中にはフリーラジカルを消去できるビタミンA,C
それに微量ミネラルのICuZnSeCo 等の抗酸化作用物質が含まれている。このような食品は放射線によって生じる過酸化脂質などの組織の酸化を予防してくれる。
種々の食品やサプリメントは免疫系を刺激する、
例えば小麦、海草(スピルリナ)、松葉、菌糸およびその他の植物の芽などである。
放射性核種の排出を促すために次の三つの方法が実行されてきた
Rudnev etal.,1995;Trakhtenberg,1995; Leggett et al., 2003)。
・ 放射性核種の排出を促進するために食べ物の安定的な要素を増やす。
例えばCs の排泄を促すにはK, Rb など;
Sr の排泄のためにはCaPu の取り込みを抑えるには三価のFe などである
・ 放射性核種を吸着できる食品類の開発
・ 放射性核種を洗い流すことのできる液体で排出増加を計る;
食物繊維の豊富な食品と同様の働きをするように工夫した点滴液、ジュース類や他の液体類などである
放射性汚染からの開放とは大便や尿を介して放射性核種の除去を操作する準備作業でもある。
極度の放射性汚染に対する治療のためには特殊な幾つかの効果的な除去の仕方がある
(例えばCs の除去には,Fe 結合物質、
またSr のためなどにはアルギネート類や硫酸バリウムなど;
Pu のためにはイオン交換合成樹脂など)。
これらの方法は突然やってくる放射性汚染などに曝された場合に効果的である。
しかし、極度の放射性汚染に曝されたBelarussian, Ukrainian,
あるいはEuropean Russian地区によっては異なる可能性もある。
Cs-137 の場合には放射性核の汚染が小量であっても毎日の被爆を避けることが事実上無理となる。
Cs-137 は体内には94%が食べ物からであり、5%が飲み物から、約1%が呼吸による空気から取り込まれる。

体内に蓄積される放射性核種は危険性を伴い、特に子供にとっては危険である。また、Cs-137 の高いレベルで汚染されている地域産出の食品類を摂取する人々にとっては危険極まりないことになる。
放射性核種の体内取り込みは放射性に汚染された地域における公衆衛生上まことに基本的な問題ともなっている。
そして、全ての可能性を有する放射性核種除去の試みが放射性被爆を軽減するために実施されるべきである。

子供の体内のCs-137 50Bq/kg 蓄積が生命に関係する重要臓器に病的変化をもたらすことが明らかとなっている。
例えばそれは心血管系、神経系、内分泌系、免疫系などであり、腎臓、肝臓、眼なども同様である
Bandazhevskaya et al.,2004)。

このような障害をもたらす放射性被爆レベルはChernobly で汚染された地域である
Belarussian, Ukrainian,あるいはEuropean Russian 地区では今尚そのレベルにある
このような地域に住んでいる人々に放射性核種の体内量のレベルの軽減のためにいかなる可能性を有する方法でもなぜ必要なのかという理由がここにある。
子供達が成人と同じメニューで治療された時、
地域産出の食品類から汚染される放射性核種が成人より倍以上排出可能である。
それは、子供達が低体重であり体内代謝が活発だからに他ならない。
田舎に住んでいる子供達は同年代の都会に住む子供達より倍から倍の放射性核種に汚染されている。

13.2. ペクチン含有経口摂取食品による放射性核種除去の成績
ペクチンは消化管の中においてCs に化学的にイオン結合することが良く知れれており、便の排泄量の増加をもたらす。
Ukraine の放射線医学センターによる研究と成果(Porakhnyak-Ganovska,1998)、また、Belarussian 研究所の放射線医学と内分泌学の専門家(Gres et al.,1997)は次のように結論をだしている。
即ち、Chernobly で汚染された地域の住民の食物にペクチンを加えた食品を摂取することで蓄積された放射性核種の効果的な排出を促進するという成績を発表している。

1. 1981 年に、年間の臨床試験に基づいて、食品添加物について世界保健機構(WHO)と国連と
Agriculuture 組織(FAO)の合同委員会は
ペクチンを含む経口摂取食品は毎日経口摂取することにより効果的であり、無害であると宣言した(WHO1981)
2. Ukraine Belarus において、種々のペクチンを基本にした製品を用いて蓄積した放射性核種の排泄に
どのように関わるかについて長い間研究している
Gres1997; Ostapenko, 2002; Ukrainian Institute, 1997)。
Zosterin-Ultra として知られる水中に生存する植物(Zoslera)由来のペクチン含有製品は
ロシア原子力産業省において使用されている一般予防薬である。
この吸収しないペクチンは血液注入用としてはゾステリン注射として用いられ、栄養学的にもまた代謝系にも無害のものである。

経口摂取用としての液体Zosterin-Ultra Ukrainian Ministry of Health(1999)によって、
経口食品と静脈注射用として用いることのできる生物学的作用を有する,治療的食品として承認された。
3. 1996 年に、BELRAD 研究所は、ペクチン含有食品物(Medetopect,,フランス;Yablopect、ウクライナ)を、
Cs-137 の排出を早めるためにその治療試験を開始した。
1999 BELRAD 研究所は、HermesHmbh(ミュンヘン、ドイツ)と一緒に開発した、
Vitapect 粉末として知られているアップルペクチン添加物を作り上げた。
それはBELRAD 研究所によるとペクチン含有量が18%-20%から構成されていて、
ビタミンB1B2B6B12、ビタミンC、ビタミンE、ベータ・カロチン、葉酸から成っている;微量元素としてはKZnFe およびCa を補強し、そして香辛料を加えたものである。
2000 年以来よりBelarussian 厚生省により承認されて生産されている。
4. 2001 月から月にBELRAD 研究所は、シルバースプリングス保養地(Svertlogorsk 市、ゴーメリ州)
「ベラルーシのチェルノブイリの子供」協会(フランス)と共に、
体内被曝を被った615 人を対象に、週間の期間を定めて非機能の食品摂取群(Placebo)をコントロールとしてVitapect(1 日に回の5g 摂取)を服用した群とのダブルブラインドの研究を実施した。
Vitapect(クリーンな食物とともに)を服用している子供では、
Cs-137 レベルは、クリーンな食物のみを服用した群の対照群よりずっと効果的に下降した
(Table 13.1 Figure 13.1)Table13.1

posted by たにちゃん at 18:02 | 群馬 雨 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月01日

くすみ肌を改善する

食事で変わる美肌革命 本多 京子(医学博士、管理栄養士)NHK出版より くすみ肌を改善するレシピ

くすみは、血行不良や皮脂の酸化による、過酸化脂質の増加からおきますが、鉄不足も一因。老化とともに皮膚細胞にとりこまれる酸素の量が減少するうえ、酸素を運ぶ鉄(血色素)が足りなければ、肌色がくすんできます。特にダイエット中の人や顔色の悪い人は鉄不足が心配です。マッサ−ジや入浴で血行を促すとともに、鉄不足を解消しましょう。

鉄には動物性食品に含まれるヘム鉄と植物性食品に含まれる非ヘム鉄とがあります。
動物性食品は赤血球の生成を助けるビタミンB群とともに、血行促進や抗酸化作用を持つビタミンEも豊富。一方、植物性食品に含まれる非ヘム鉄の吸収率は低いのですが、植物性食品には食物繊維が多いのが特徴です。食物繊維不足による便秘は、腸内の悪玉菌を増やし、有害物物質を生成、肝臓に負担をかけ、肌のくすみをもたらします。鉄はビタミンCと一緒にとると吸収率があがりますが、クエン酸も、鉄の吸収を高めてくれます。これらの有機酸は、鉄やマグネシウムなどの金属を水に溶けやすい性質に変え、腸から吸収されやすくしてくれます。又、食べ物からとったエネルギ−の完全燃焼を促して疲労回復を早めるほか、減塩にも役立つので血管の若さを保ち、その意味でも、くすみの改善に役立ちます。

おすすめ食材

鉄の宝庫はやはりレバ−。

血液成分の多い牛赤身肉やかつおの血合い、内臓ごと食べる貝類や小魚など。植物性食品では、大豆や大豆加工品、菜の花やほうれん草等の青菜、ひじき、切り出し大根に豊富です。

クエン酸は果物の酸味成分です。果物はビタミンCも多いので、鉄の吸収率アップに一石ニ鳥です。酢酸は食酢の酸味成分。

酸味が苦手なら、香りやコクのあるバルサミコ酢や黒酢、米酢を使うとおいしさもアップ。

クエン酸-酢酸
鉄やカルシウム、マグネシウム等のミネラルを溶けやすい形に変えて吸収されやすくするエネルギ−の完全燃焼を促して、疲労回復を早める

Fe:鉄
赤血球の血色素(ヘモグロビン)の構成成分となり、体中の器官に酸素を運搬する

細胞では酸素を活性化してエネルギ−の生産を助ける   

posted by たにちゃん at 19:54 | 群馬 曇り | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月10日

何が真実で、何を信じれば良いのか

放射性セシウム対策で基礎的知見 日本土壌肥料学会日本農業新聞  (03月30日)日本農業新聞
福島第1原子力発電所事故で流出した放射性物質による土壌汚染が懸念されることに関連し、日本土壌肥料学会は29日までに、主に水稲で肥料要素の一つであるカリウムの濃度が土壌中で高いほど、植物が土壌に降下した放射性セシウムを吸収しにくいとする基礎的知見をまとめた。反対に、カリウムが少なければ、植物は放射性セシウムを多く吸収する。同学会のホームページで紹介した。
今後、放射性セシウムの収穫物への蓄積を防いだり、積極的に植物に吸収させ土壌中から取り除くなどの対策を取る上で、カリウムの扱いが一つの焦点となりそうだ。

同学会の「土壌・農作物への原発事故影響ワーキンググループ」が、放射性セシウムに関するこれまでの基礎的な研究報告をまとめた。放射性物質のうち、ヨウ素131は半減期が約8日と比較的早く放射能を失うが、セシウム137は半減期が約30年と長期間、放射線を発し続ける。そのため、放射性セシウムの農地への蓄積には長期的な対策が必要だと指摘する。
土壌中のセシウムはカリウムと似た性質を持っており、土壌に混在している状態では、植物は両方を吸収する。このため、土壌中のカリウムの割合が多ければ、植物が吸収するセシウムの割合が減る。逆に、カリウムの割合が少なければ、セシウムの吸収は増える。
 同ワーキンググループは「今回は速報的な第一報」と話し、現在、具体的な対策方法について検討している。衛生研究所衛生化学部生活科学研究室 2006428半減期:放射線を出して、放射性核種の原子数が元の原子数の半分になる時間のことです。

したがって、放射性物質の放射能は半減期分の時間が経過すれば半分になります。
Peta:ペタと読み、1,000,000,000,000,000すなわち1千兆を表します。

Bq:ベクレルと読み、放射能の強さを表します。 

1ベクレルは1秒間に1個の原子が崩壊することです。
                 
             半減期

ヨウ素131      : 8日
セシュ−ム134     : 2年
ストロンチュ−ム90  :  28.8
セシュ−ム137    :  30


チェルノブイリ原発事故から20年!2006426日はウクライナ(当時はソビエト連邦)のチェルノブイリ原子力発電所原子炉事故から20年目の日でした。事故後20年を前にして昨年9月には、チェルノブイリに関するフォーラム(世界保健機構(WHO)を始めとする8つの国連機関とウクライナ、ロシア、ベラルーシが参画)が開催されました。そのフォーラムにおける報告書の記者発表資料によれば、放射性セシウム(この場合、セシウム−137を指します。
事故により放出された放射性セシウムは主にセシウム−
134とセシウム−137でしたが、半減期
30年のセシウム−137に比べて半減期が2年のセシウム−134は事故後20年を経た現在では既にほとんど消滅しています。)は農業生産物で減少傾向にあるのに比して、森林地帯や山林地帯の野性の動物や植物には高レベルに吸収されており、特に、マッシュルーム、ベリー、猟鳥に高濃度であることが指摘されています。

また、フィンランド、ノルウェー、ロシア、スウェーデンの北極圏及び亜北極圏地域では食物連鎖による地衣類(藻類と共生している菌類の仲間)からトナカイそして人間(現地ではトナカイの肉は一般的なものとして食べられています)への放射性セシウムの移行性が高いこと等が報告されています。
放射能汚染された野菜畑の処置について(緊急提案)(生井兵治) (筑波大学元教授・植物遺伝育種学) 東日本大震災とそれに伴う福島第一原発事故の激甚な被害に対する関係各位のご努力に敬意を表します。
東北地方・関東地方の多くの農地で、放射能汚染が発生し、葉物野菜を中心に、摂取や出荷を停止する措置がとられた地域・作物も多くあります。

 これから、この地域では播種の時期を迎えると思いますが、今作付けされているホウレンソウなどを、基準値を上回り出荷停止になった、基準値は下回ったが風評被害で売れない等の理由で、出荷できなくなったからといって、トラクターで畑を鋤き込むことは危険です。

 畑に降ってきた放射性物質は、水に溶けて吸収され作物の根・茎・葉と地上部の表面に集中しています。また、畑地の土壌の表面にも放射性のチリが集中しています。これを鋤き込んでしまうと、畑の土壌全体に放射能汚染を広げてしまい、除去が困難になります。さらには、作業の際に上がるほこりには同濃度の放射能が含まれるため、農家の人の身体に取り込まれて内部被曝を引き起こす危険があります。
 畑の作物は、いましばらくそのままにしましょう。ホウレンソウなどがせっかく精一杯に身体を広げて土壌の放射能汚染を防いでくれているのです。そして、土壌に吸収された放射能は、土壌水分と一緒に野菜たちに吸収されます。

 ですから、開花・結実するまで育てて置き、その後で完全な防御装備を纏ったしかるべき人たちにこれらの植物を収穫してもらい、放射性産業廃棄物として処理してもらうことが、最善でしょう。
 そもそも、土壌中の有害物質の除去方法として、植物の力を借りる方法が有効であることは、すでに公知の事実なのです。
例えば、アブラナ科植物、とくにセイヨウナタネなどは、昔から世界的に干拓地の塩類除去に最適(平気で育ちながら吸収する)とされ、オランダなどで干拓地に最初に植える作物はナタネということになっています。そして、今日では、諸種の土壌汚染を植物で修復すること(ファイトレメディエーション Phytoremediation)の研究が、学問的(育種学を含む)にも技術的にも進んでいます。なお、いま特に問題となっている、セシウムやヨウ素は、それぞれナトリウム、塩素(食塩の成分ですね)と化学的によく似た性質を持っています。

 そこで、当面の緊急措置として、以下のことを周知徹底するよう提案します。
1.今後のことを考えると、出荷できない畑の「鋤込み」はしない。
2.土壌汚染が続くので、土壌の表面の作物をそのままにして作物で土壌を守った方が土壌汚染は少なくなる(土壌に浸透した放射能は、植物に吸収される)。また、表土は動かさない方がよい。
3.いったん土壌が放射能汚染されると、放射性ヨウ素は短いが、セシウム137は半減するのに30年、ほぼなくなるまでには300年かかる。
4.放射能拡散汚染がやんだ時点で、作物だけを特別な方法で汚染物質として処理する。
5.場合によっては、今後、放射性物質を吸収しやすい作物を播種して青刈りするなど、専門家の助言に従った措置を講じて、「表面の作物で土壌を汚染から守る」という防護策をすすめることがいちばん良い。
野菜の放射能測定値は「よく洗ったあとの測定値です」(生井兵治) 厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課 の3月18日付事務連絡により野菜の放射能測定値は「よく洗ったあとの測定値」です――家庭で洗っても、もう減らせない!!生井兵治(前『日本の科学者』編集委員長) 厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課は、「『緊急時における食品の放射能測定マニュアル』に基づく検査における留意事項について」(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014tr1-img/2r98520000015is5.pdf)を急遽発しました。
 「野菜等の試料の前処理に際しては、付着している土、埃等に由来する検出を防ぐため、これらを洗浄除去し、検査に供すること。なお、土、埃等の洗浄除去作業においては、汚染防止の観点から流水で実施するなど十分注意すること。」 
テレビ等の報道で、「洗えば安全。なんら問題ない」との解説がしばしばなされています。しかし、発表された野菜の放射線量は「流水で」「洗浄除去し」てから検査された測定値ですから、その産地の野菜を購入した市民が、自宅で洗って食べた場合、測定された放射性物質(放射性ヨウ素やセシウムなど)が洗い流せているものと考えることはできません。ただし、洗わないで食べれば、表面に付着した放射性物質を取り込むことになるので、測定された放射線量よりはるかに多量の放射性物質を取り込んでしまう恐れがあります。

 マスコミにおけるこうした解説は、「幻の安全」を振りまく流言蜚語の類として厳に批判されるべきです。情報とその伝達手段を握っている政府、東京電力、報道機関にあっては、正しい情報の速やかな公開が喫緊の使命であり、情報操作ともいうべき、不正確な情報の提供・情報の不開示の現状を直ちに改めるべきです。枝野官房長官が詳しい情報や展望を示さず、住民に「自主避難」を要請するなどは、言語道断の極みです。
 ちなみに、私は遺伝育種学者の端くれであり、原子力の専門家ではありませんが、放射線突然変異育種という範疇についても講義といくらかの研究をしてきましたので、当該分野についても、それなりの書物と知識を持っています。

 放射性ヨウ素131(甲状腺に吸収されやすく発がん性が高い)の半減期は約8日ですが、セシウム137では30年であり、千分の1になるには300年もかかります。このような放射性物質を付着または吸収した野菜などを食すれば、体内でヨウ素やセシウムの原子が放射線を発します。摂取された放射性物質は次第に尿などから体外に排出されていきますが、放射性物質を選んで排出する仕組みはありませんから、排出されるまでには相当の時間がかかり(生物学的半減期といいます)、これらから放射される放射線による内部被曝が問題になります。
放射線被曝の影響について(沢田昭二) 外部被曝と内部被曝  もう一つの問題は、外部被曝と内部被曝とでは症状発症に至る機序がまったく異なることを無視した説明です。野菜に付着したり、水に含まれた放射性物質を体内に摂取した場合の内部被曝の影響を、CT 線を浴びた被曝と比較する説明が行われていますが、体内に摂取した放射性物質が主に影響を与えるベータ線と線とはまったく異なる影響を与えることを無視した乱暴な説明です。
線やガンマ線は透過力が強く、エネルギーにもよりますが、人体を通り抜けるくらいの透過力です。ところがベータ線は体内では数センチメートルでエネルギーを失ってストップします。この違いは、放射線が伝搬する時に通過物質の分子や原子の電子にエネルギーを与え、その電子が原子や分子から飛び出す「電離作用」を疎らに行うか、密に行うかの電離密度の違いによります。
 於保源作医師の広島被爆者の急性症状発症率調査では、原爆の初期放射線による外部被曝が主要な影響を与えた近距離では、下痢発症率は、脱毛や紫斑に比べてかなり小さいのに対し、初期放射線が到達しないで放射性降下物による内部被曝が主要な被曝を与える遠距離被爆者の間では脱毛や紫斑の数倍の発症率となっています。
この下痢の発症率は、初期放射線による下痢発症率は脱毛に比べて高線量の被曝領域で大きくなる半発症線量の大きい正規分布 
N(3.03 Sv, 0.87 Sv) を用い、放射性降下物による被曝の下痢の発症の場合は脱毛に比べて小さい被曝線量から発症率が大きくなる半発症線量の小さい正規分布 N(1.98 Sv, 0.57 Sv) を用いると、脱毛、紫斑、下痢という異なる急性症状の発症率を共通した初期放射線と放射性降下物による被曝線量によって説明できます。このことは外部被曝と内部被曝による下痢の発症の機序の違いによって説明できます。

 放射線による下痢の発症は薄い腸壁の損傷によります。外部被曝の場合には透過力の強いガンマ線だけが腸壁に到達できます。しかし、到達したガンマ線は薄い腸壁にまばらな電離作用を行って通過するので、かなりの高線量のガンマ線でなければ腸壁は傷害を受けないので下痢は始まらない。これに対し、放射性物質を飲食で取込むと、腸壁に放射性微粒子が付着して、主にベータ線によって腸壁に密度の高い電離作用をおこなって腸壁に傷害を与えて下痢を発症させます。
このように外部被曝と内部被曝では、下痢だけでなく、発症の機序は一般的に異なるので安易な比較は許されない。2011/03/24(Thu)
東日本大地震・大津波と福島原発事故について(増田善信) ヨウ素剤問題について 弱い放射能の問題で、最も重要な問題は放射性ヨウ素131とヨウ素剤の問題です。
私はチェルノブイリへ3回も調査に行ったので、この問題を深刻に考えています。チェルノブイリでは、原発事故そのものを2日間も公表しなかった上、事故が起ってもヨウ素剤を飲ませなかった、特に子供に飲ませなかったので、多くの子供が甲状腺のがんになり、その後白血病の患者を多発させました。この教訓からIAEAでも原発事故の場合のヨウ素剤の使用を推薦しています。
ところが日本では、「原発は危険だ」という印象を与え、原発の推進に影響すると称し、日本政府も電力会社もその配布に反対し続けて、原発から20キロ圏だけにしか配布してきませんでした。そこでここでは、酸性雨調査研究会の訴えを採録しておきます。
日本人は海草をたくさん食べるので、甲状腺に既に多くのヨウ素を貯めている人が比較的に多いが、乳幼児、特に乳児は、放射性ヨウ素の侵入に無防備です。ヨウ素剤を早めに飲ませて、放射性ヨウ素131の侵入を防ぐべきです。
放射性ヨウ素131は半減期が8日ですから、放射性ヨウ素131が多くでたという情報があったら、直ぐ飲ませれば甲状腺がんや甲状腺疾患を防ぐことが出来ます。
何時飲ませるかは、放射能の拡散状況を勘案して、国や自治体で決めるべきですが、先ず前もって配布しておく必要があります。そのことを関東から以東の全自治体で要求させるべきだと思います。原発の周辺20キロ圏の人たちや、米軍などはヨウ素剤を服用しており、アメリカでは日本からの放射性粒子の飛来に備えて、ヨウ素剤が売り切れているそうです。
ところが、NHKなどは「ヨウ素剤を飲ませろなどと危機感をあおる人がいるが、ヨウ素剤は効果がない」とか、「副作用があるので却って害がある」などといっています。
しかし、放射性ヨウ素131は甲状腺に吸収されやすく、甲状腺異常や甲状腺がんをつくりやすい元素です。もし前もって、ヨウ素剤を飲ませておけば、放射性ヨウ素131が来ても体内に蓄積されず、排出されてしまい、甲状腺の病気を引き起こす確率を下げられるのです。
ヨウ素剤は医師の監視下で飲ませるべきだという人がいますが、すでに、原発から半径20キロ圏の市町村には、各家庭、或いは保健所、医院や病院に配布してあり、自治体の指示で直ぐ飲むことになっています。ヨウ素剤は錠剤で、1歳以上であれば大人も子供も1日2錠、1歳未満は1錠です。甲状腺、腎不全の人やヨウ素アレルギーが明らかな人、妊娠中の人、新生児は医師の指示に従って服用します。
また、この程度の微量なヨウ素でも発疹や発熱など軽度の副作用を起こす人がいます。その場合は医師の指示を仰ぐ必要があります。
原子炉は今なお最悪の状態を脱し切れていません。
ヨウ素剤の配布はこの1両日が勝負ではないかと思います。
飲ませる時期は専門家の意見に従う必要があると思いますが、前もって配布しておくことが必要で、もし不要になってもそれは幸運だったということだと思います。
今度の福島第1の事故でも、2号機の正門付近で500mSv/h(ミリシーベルト/時間)という強い放射線を測定したと言われていますが、ここで2時間いると1000mSv になり、原発などの作業員は別として、一般の人はこれ以上の被曝は好ましくないと言う量になるのです。一方、ほうれん草の放射線が、160μSv/h(マイクロシーベルト/時間)とすると、6250時間ほうれん草を食べ続けると、1000mSv になります。
そんなにほうれん草を食べ続ける人はいないと思いますが、しっかり洗って食べれば、ほとんど放射線を出すチリはなくなっていますから、ほとんど心配はないのです。(
JSA 注: 19 日、茨城県産ほうれん草から検出された放射線量は、1kg 当たり最大15020 ベクレルで、「実効線量係数」 (
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/4_1.html などを参照)を用いて換算すると、そのほうれん草を1kg食べると、今後50年で330.4μSvの被曝になるレベルでした。)
従ってここで、私たち酸性雨調査研究会が提案している、放射線を出すチリなどから身を守る方法を採録しておきます。ただし、主として東京を対象にしていますので、他の地域の人は風向きは、その地方で、放射線のチリの発生源になっている原発の方向からの風向きに直して適用してください。
<天候について>・ 東京では、外出は出来るだけ風が南よりか、西よりの日を選ぶ。
特に雨天の日は、福島原発の方からの北よりの風の確率が高いため、雨模様の日は出来るだけ外出をさける
・ 雨にあたるのも避けたい。特に降り始めの雨は、汚染物質を含んでいるので、避ける努力をする
<服装>・ 外出時は、放射性のチリをすわないために、マスクを着用する・ 
髪の毛は放射性のチリが溜まりやすいので、外出時には出来るだけ帽子をかぶる・ 
放射性のチリを付着させないため、出来るだけ毛羽だった衣類は避け、平滑な布地の服を着る(ナイロン、レザーなど)・ 
さらに出来るだけビニール製の傘やレインコートを着て、帰宅したら戸外で脱ぎ、水道水で洗う。余りにも汚染されていると思ったら、処分するのも可・ 雨天でない日でも、外出から帰ったら、先ず一番外側に着ていた上着やズボンなどを脱ぎ、洗濯機で水洗いする・ 
帰宅後は露出していた顔、手足を良く水洗いする。シャワーも有効
<食物・飲用水>・ 野菜、特に葉野菜の洗浄は念入りに(桶にためた水に何回か水を替え漬け洗い、その後流水で流す)
 
ゆで野菜は、必ずお湯でゆでてその湯は流し、電子レンジでの調理はさける・ 
出来るだけ水道水を飲み、井戸水や(東京ではないでしょうが)池や川の水は避ける。
水道水はろ過などの点で、最も汚染物質が除去されやすいと考える


私記:情報は自分の責任で収集し、選別、分析して、判断する様にしましょう。
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2011年04月08日

肌老化を加速させる5つの危険因子

食事で変わる美肌革命 本田京子(医学博士・管理栄養士)より

肌老化を加速させる5つの危険因子

1紫外線(紫外線は肌にとって諸悪の根源)
自然の老化だけなら、肌年齢はそう大きく変わらないはず。

個人差を大きくする物、それは生活環境の中のさまざま老化因子です。
これらの影響をどれだけ小さくできるかが、肌年齢を若く保つ大きなポイントです。地上に届く紫外線は、UV-A,UV-B、(UV-C 大気中に級収めされ地上に届かず)シミをつくるのは主に波長が短くエネルギ−の高いUV-Bです。

UV-Bを浴びた表皮細胞はメラミンを作り出して細胞を守りますが、シミは過剰防衛の結果。長年紫外線を浴びているとメラニンをつくるメラノサイトをつくるメラノサイトに異常が生じて、紫外線を浴びなくてもメラミンがつくられることもあるそうです。
更に年齢とともに表皮細胞のタ−ンオ−バ−が遅くなり、あかとなって剥がれ落ちるはずのメラニンの排出が追いつかず、シミが増えるのです。メラニンの過剰生産やタ−ンオ−バ−の遅れから、メラニンをまとった細胞が排出されずに残るとシミになる。一方メラニンが細胞の核を守りきれずに、UV-Bが核の遺伝子を傷つけた場合は、ガン化する恐れがある。一方UV-Aは、エネルギ−が弱いものの、波長が長い為に真皮にまで届きます。真皮に届いたUV-Aはコラ-ゲンやエラステインを変性させて弾力性を失わせ、線維芽細胞にもダメ−ジをあたえるので、真皮全体の老化が進み、たるみやしわが増えます。

更に紫外線は免疫力も低下させる事が最近の研究で解かってきました。
表皮には、ランゲルハンス細胞が点在して、ウイルスやアレルギ−物質などの異物の侵入をリンパ球に知らせ、その情報を得たリンパ球が異物を排除しようと働く、という免疫機構が備わっています。

ところが紫外線を浴びると、ランゲルハンス細胞がダメ−ジを受け、異物が侵入してもリンパ球などに情報が伝わらなくなるのです。
その結果、ウイルス感染による単純ヘルペスや接蝕性皮膚炎などのトラブルが起きやすいと考えられています。UV-Aは冬でも地上に降り注いでいるUV-Bは特に6〜7月に強いので、6月の梅雨の間の晴れ間には、短時間でも注意が必要一日の紫外線量は、梅雨明けの晴天が多くなる7月がピ−ク。9月以降は、紫外線の強度、量も急激に低下する。UV-Aは4〜9月に強いが、冬でもその半分近くはあり、一年中、注意が必要だと言える。

2乾燥
(快適空間は乾いている)加齢とともに、角質層のバリヤ−機能が低下して、肌の保水力は低下していきます。肌の潤いを守る最適な湿度は70〜80%といいます。空調のきいた室内の湿度は真夏でも50%前後、真冬には20%以下にまで下がります。現代の作業環境は常に肌は乾燥状態におかれている。

乾燥により角質層の水分量は外気の湿度の影響をダイレクトに受けます。
乾燥により角質層の水分が蒸発するだけでなく、角質の剥離を調整しているタンパク質分解酵素が働きにくくなり、角質層が厚くなって肌あれが進みます。

また、表皮細胞が核を持つたまま角質層に達してしまうので、角質細胞がきちんとできません。
その結果、加齢による角質層のバリア機能の低下がさらな進み、角質細胞の隙間からますます水分が蒸発して、有害物質が侵入しやすくなり、ちよっとした刺激にも過敏になって、さまざまな肌トラブルが生じてしまうのです。

3 活性酸素
(紫外線もストレスも、活性酸素のもと)活性酸素はすべての細胞を老化させる私たちは酸素を吸って生きています。食物からエネルギ−を得るには、酸素による燃焼が必要だからです。酸素は体に侵入した病原菌を殺傷する働きもします。そのために白血球の働きによって強力な殺菌力を与えられた酸素、それが活性酸素です。

ところが、活性酸素は時として過剰に発生し、より強い反応性を持つフリ−ラジカルとなって、正常な細胞膜を次々と連鎖的に酸化して傷つけてしまいます。フリ−ラジカルがコレステロ−ルを酸化すれば動脈硬化を招き、細胞の核を傷つければ発ガンにもつばがります。でもその前にはじゅまるのが、肌老化。
酸化が表皮細胞に起こればシミやくすみをつくり、真皮ではコラ−ゲンなどの線維や線維芽細胞にダメ−ジを与えて、しわやたるみをつくります。

若い肌をめざせば生活習慣病も予防できる
私たちの体には、活生酸素やフリ−ラジカルから細胞を守るために、抗酸化酵素を合成するなどの防御システムが備わっています。ただ、加齢とともにそのシステムの機能も低下してきます。そこで、私たちができることは、活生酸素を増やさないような生活を心がけること、食事から抗酸化物質を積極的にとることです。

肌の表皮や真皮に活性酸素を発生させるのは紫外線です。タバコの煙、大気中汚染物質、ストレスや過度なスポ−ツも。体内で活性酸素を発生させる酸化ストレスです。
それらの酸化ストレスが、あなたの全身の健康を害する前に現れるのが肌の老化。肌を酸化ストレスのバロメ−タ−にして、若い肌を保つように心がければ、生活習慣病も予防できるというわけです。

4
 女性ホルモン(女性ホルモンは美肌ホルモンだった)ホルモンバランスが乱れる更年期は、肌の状態も乱れる女性週期が肌の状態に影響する事は、女性なら誰でも気がついているでしょう。細胞ホルモン(エストロゲン)は、真皮細胞を活性かしてコラ−ゲンやヒアルロン酸の生成を促し、黄体ホルモン(プロゲステロン)は、皮質の分泌を盛んにします。

その為に排卵前は肌は肌にハリとうるおいがあり、月経前になると皮脂が増えるので、ニキビや吹き出物ができやすい状態になります。

更年期には、こうしたホルモンの交代がスム−ズにいかないために、肌も不安定になり、脂っぽくて吹き出物が出たと思えば、乾燥して肌あれが起きる状態になりやすいのです。ホルモンのアンバランスは自律神経の不調も招くので、発汗やほてり等にもなやまされることがあります。更年期は通常45〜55歳に訪れます。
更年期が過ぎれば、肌の状態は安定しますが、機能は大きく低下します。

更年期に肌の状態を悪化させた場合は、老年期の肌の状態はより低下します。
65歳でも57歳と見られる肌を保つには、更年期を上手に過ごして、肌のトラブルをできるだけ少なくすることも、ポイントの1っなのです。

5 間違った食生活
(バランンスの良い食事は美肌の源)美肌をつくる3大栄養素肌は体の鏡とか。体の健康が食生活によって大きく左右されるように、肌の状態も食生活の良し悪しと無縁ではありません。肌の状態が悪くなったら、まず食生活を見直してみましょう。肌のためというと、ビタミンばかりに目がいきがちですが、肌を構成する細胞の材料はタンパク質です。

脂質は、たんぱく質とともに細胞膜を構成して活性酸素の攻撃から細胞を守り、肌にうるおいを与える皮質の材料ですし、炭水化物も細胞の新陳代謝を促すエネルギ−源として、不足したくない栄養素です。この3大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)をしっかりとれているかが、重要なポイントです。

ご飯代わりのお菓子加工食品は美肌ビタミンを損なう
三大栄養素の代謝を促し、調整するのがビタミンとミネラルです。特にビタミンB郡は、三大栄養素の代謝を担う主役。肌の状態を整えるうえで重要な役割を果たすので、美肌ビタミンとも呼ばれてます。

ところが、現代女性はどの世代も穀物を控え、脂肪と砂糖をたっぷりとっています。
同じ炭水化物でも、穀物はビタミンB郡を含んでいますが、砂糖は栄養価ゼロ。ご飯がわりにケ−キやスナック菓子を食べていたのでは、ビタミンB郡は消耗される一方です。これに追いうちをかけているのが、加工食品に頼った食事です。

ビタミンB郡は水溶性で熱にも弱いので、手作りの料理に比べると加工度が高いほど大幅に失われいます。
この他、皮膚の粘膜の細胞の新陳代謝に働くビタミンA、紫外線や活性酸素の害を防ぐための抗酸化ビタミン、健康な血液を肌に送り届ける為の鉄など、肌を若く健康に保つには、あらゆる栄養素がそれぞれの働きを担っています。
posted by たにちゃん at 21:09 | 群馬 曇り | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月05日

肌老化を加速させる5つの危険因子

肌老化を加速させる5つの危険因子

1紫外線(紫外線は肌にとって諸悪の根源)

自然の老化だけなら、肌年齢はそう大きく変わらないはず。

個人差を大きくする物、それは生活環境の中のさまざま老化因子です。

これらの影響をどれだけ小さくできるかが、肌年齢を若く保つ大きなポイントです。
地上に届く紫外線は、UV-A,UV-B、(UV-C 大気中に級収めされ地上に届かず)シミをつくるのは主に波長が短くエネルギ−の高いUV-Bです。UV-Bを浴びた表皮細胞はメラミンを作り出して細胞を守りますが、シミは過剰防衛の結果。長年紫外線を浴びているとメラニンをつくるメラノサイトをつくるメラノサイトに異常が生じて、紫外線を浴びなくてもメラミンがつくられることもあるそうです。

更に年齢とともに表皮細胞のタ−ンオ−バ−が遅くなり、あかとなっつて剥がれ落ちるはずのメラニンの排出が追いつかず、シミが増えるのです。

メラニンの過剰生産やタ−ンオ−バ−の遅れから、メラニンをまとった細胞が排出されずに残るとシミになる。一方メラニンが細胞の核を守りきれずに、UV-Bが核の遺伝子を傷つけた場合は、ガン化する恐れがある。
一方UV-Aは、エネルギ−が弱いものの、波長が長い為に真皮にまで届きます。

真皮に届いたUV-Aはコラ-ゲンやエラステインを変性させて弾力性を失わせ、線維芽細胞にもダメ−ジをあたえるので、真皮全体の老化が進み、たるみやしわが増えます。

更に紫外線は免疫力も低下させる事が最近の研究で解かってきました。

表皮には、ランゲルハンス細胞が点在して、ウイルスやアレルギ−物質などの異物の侵入をリンパ球に知らせ、その情報を得たリンパ球が異物を排除しようと働く、という免疫機構が備わっています。

ところが紫外線を浴びると、ランゲルハンス細胞がダメ−ジを受け、異物が侵入してもリンパ球などに情報が伝わらなくなるのです。
その結果、ウイルス感染による単純ヘルペスや接蝕性皮膚炎などのトラブルが起きやすいと考えられています。

UV-Aは冬でも地上に降り注いでいる
UV-Bは特に6〜7月に強いので、6月の梅雨の間の晴れ間には、短時間でも注意が必要一日の紫外線量は、梅雨明けの晴天が多くなる7月がピ−ク。9月以降は、紫外線の強度、量も急激に低下する。

UV-Aは4〜9月に強いが、冬でもその半分近くはあり、一年中、注意が必要だと言える。

2乾燥
(快適空間は乾いている)加齢とともに、角質層のバリヤ−機能が低下して、肌の保水力は低下していきます。肌の潤いを守る最適な湿度は70〜80%といいます。

空調のきいた室内の湿度は真夏でも50%前後、真冬には20%以下にまで下がります。
現代の作業環境は常に肌は乾燥状態におかれている。

乾燥により角質層の水分量は外気の湿度の影響をダイレクトに受けます。
乾燥により角質層の水分が蒸発するだけでなく、角質の剥離を調整しているタンパク質分解酵素が働きにくくなり、角質層が厚くなって肌あれが進みます。

また、表皮細胞が核を持つたまま角質層に達してしまうので、角質細胞がきちんとできません。
その結果、加齢による角質層のバリア機能の低下がさらな進み、角質細胞の隙間からますます水分が蒸発して、有害物質が侵入しやすくなり、ちよっとした刺激にも過敏になって、さまざまな肌トラブルが生じてしまうのです。

3 活性酸素
(紫外線もストレスも、活性酸素のもと)

活性酸素はすべての細胞を老化させる
私たちは酸素を吸って生きています。食物からエネルギ−を得るには、酸素による燃焼が必要だからです。酸素は体に侵入した病原菌を殺傷する働きもします。そのために白血球の働きによって強力な殺菌力を与えられた酸素、それが活性酸素です。

ところが、活性酸素は時として過剰に発生し、より強い反応性を持つフリ−ラジカルとなって、正常な細胞膜を次々と連鎖的に酸化して傷つけてしまいます。

フリ−ラジカルがコレステロ−ルを酸化すれば動脈硬化を招き、細胞の核を傷つければ発ガンにもつばがります。でもその前にはじゅまるのが、肌老化。

酸化が表皮細胞に起こればシミやくすみをつくり、真皮ではコラ−ゲンなどの線維や線維芽細胞にダメ−ジを与えて、しわやたるみをつくります。

若い肌をめざせば生活習慣病も予防できる
私たちの体には、活生酸素やフリ−ラジカルから細胞を守るために、抗酸化酵素を合成するなどの防御システムが備わっています。

ただ、加齢とともにそのシステムの機能も低下してきます。
そこで、私たちができることは、活生酸素を増やさないような生活を心がけること、食事から抗酸化物質を積極的にとることです。

肌の表皮や真皮に活性酸素を発生させるのは紫外線です。タバコの煙、大気中汚染物質、ストレスや過度なスポ−ツも。体内で活性酸素を発生させる酸化ストレスです。

それらの酸化ストレスが、あなたの全身の健康を害する前に現れるのが肌の老化。
肌を酸化ストレスのバロメ−タ−にして、若い肌を保つように心がければ、生活習慣病も予防できるというわけです。

4
 女性ホルモン(女性ホルモンは美肌ホルモンだった)

ホルモンバランスが乱れる更年期は、肌の状態も乱れる

女性週期が肌の状態に影響する事は、女性なら誰でも気がついているでしょう。
細胞ホルモン(エストロゲン)は、真皮細胞を活性かしてコラ−ゲンやヒアルロン酸の生成を促し、黄体ホルモン(プロゲステロン)は、皮質の分泌を盛んにします。

その為に排卵前は肌は肌にハリとうるおいがあり、月経前になると皮脂が増えるので、ニキビや吹き出物ができやすい状態になります。

更年期には、こうしたホルモンの交代がスム−ズにいかないために、肌も不安定になり、脂っぽくて吹き出物が出たと思えば、乾燥して肌あれが起きる状態になりやすいのです。ホルモンのアンバランスは自律神経の不調も招くので、発汗やほてり等にもなやまされることがあります。

更年期は通常45〜55歳に訪れます。
更年期が過ぎれば、肌の状態は安定しますが、機能は大きく低下します。更年期に肌の状態を悪化させた場合は、老年期の肌の状態はより低下します。

65歳でも57歳と見られる肌を保つには、更年期を上手に過ごして、肌のトラブルをできるだけ少なくすることも、ポイントの1っなのです。

5 間違った食生活
(バランンスの良い食事は美肌の源)

美肌をつくる3大栄養素

肌は体の鏡とか。体の健康が食生活によって大きくっ左右されるように、肌の状態も食生活の良し悪しと無縁ではありません。肌の状態が悪くなったら、まず食生活を見直してみましょう。肌のためというと、ビタミンばかりに目がいきがちですが、肌を構成する細胞の材料はタンパク質です。

脂質は、たんぱく質とともに細胞膜を構成して活性酸素の攻撃から細胞を守り、肌にうるおいを与える皮質の材料ですし、炭水化物も細胞の新陳代謝を促すエネルギ−源として、不足したくない栄養素です。この3大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)をしっかりとれているかが、重要なポイントです。

三大栄養素の代謝を促し、調整するのがビタミンとミネラルです。
特にビタミンB郡は、三大栄養素の代謝を担う主役。

肌の状態を整えるうえで重要な役割を果たすので、美肌ビタミンとも呼ばれてます。

ところが、現代女性はどの世代も穀物を控え、脂肪と砂糖をたっぷりとっています。

同じ炭水化物でも、穀物はビタミンB郡を含んでいますが、砂糖は栄養価ゼロ。
ご飯がわりにケ−キやスナック菓子を食べていたのでは、ビタミンB郡は消耗される一方です。これに追いうちをかけているのが、加工食品に頼った食事です。

ビタミンB郡は水溶性で熱にも弱いので、手作りの料理に比べると加工度が高いほど大幅に失われいます。

この他、皮膚の粘膜の細胞の新陳代謝に働くビタミンA、紫外線や活性酸素の害を防ぐための抗酸化ビタミン、健康な血液を肌に送り届ける為の鉄など、肌を若く健康に保つには、あらゆる栄養素がそれぞれの働きを担っています。
posted by たにちゃん at 22:31 | 群馬 曇り | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月03日

肌のエイジングはこうして進む

食事で変わる美肌革命 本田京子(医学博士・管理栄養士)より

肌のエイジングはこうして進む
若い肌を保つ方法を知るには、エイジング、つまり老化によつて肌になにが起こるかを知る必要があります。皮膚は人間の体の中で、最も広い面積を占める臓器です。その巧妙にして精巧な働きが、老化とともにどう変化していくのかをみましょう。1 角質層のバリヤ−機能が低下する

角質層は皮質膜、細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)によっつて、10〜20%の水分を含み、肌にみずみずさとうるおいを与えています。
年齢とともに、皮質の分泌が減少して皮質膜ができにくくなり、細胞間脂質やNMFも減少するために、角質層の水分は減ってきます。

そのために肌は乾燥して、しわができやすくなるのです。 
 
2 タ−ンオ−バ−が遅くなる基底層で生まれた表皮細胞は、角質層に達して重なり、最後は”あか”として剥がれ落ちていきます。これをタ−ンオ−バ−といい、健康な肌では4〜6週間のサイクルでこれが繰り返されて、細胞が生まれかわります。

皮膚の細胞は常に酸素と栄養素を取り込んで、二酸化炭素や老廃物を排出しています。
加齢とともに、酸素や栄養素を取り込む量が減少し、過酸化脂質も増加。代謝機能が低下してタ−ンオ−バ−が遅くなり、古い角質がいつまでもあるために厚く重層化して、くすみ肌あれの原因になります。

3 真皮細胞が衰える
真皮では、エラステインとコラ−ゲンという2つの線維が規則的な立体構造をつくり、その間をヒアルロン酸などを含む基質が満たして、肌にハリと弾力、みずみずさを与えています。これらの線維や基質をつくり出しているのは、線維芽細胞(真皮細胞)です。

真皮細胞はコラ−ゲンの網をピンと張る役目も果たしています。
老化ととも線維芽細胞の数が減少すると、コラ−ゲンやエラスチン、基質の量も大きく減少します。コラ−ゲンには糖がくっいて化学反応を起こす為に、線維そのもの弾力性もうしなわれます。又、真皮全体が薄くなるために、乳頭層の波が小さくなってしまいます。

その結果、肌はハリと弾力を失い、たるみを招き、しわが増えていくのです。
posted by たにちゃん at 12:10 | 群馬 曇り | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月12日

開け胡麻

開け胡麻(ゴマの効用)

アフリカの
サバンナ
に約30種の野生種が生育しており、ゴマの起源地はサバンナ地帯、スーダン東部であろうというのが有力である。ナイル川流域では5000年以上前から栽培された記録がある。
日本でも
縄文時代の遺跡からゴマが出土している。 室町時代日明貿易での再輸入以降、と共に日本全国の庶民にも再び広まった。昔からゴマは漢方薬としても用いられた。種皮の色によって黒ゴマ、白ゴマ、茶ゴマに分けられるが、栄養的にはほとんど差がない。
黒ゴマの皮の部分にタンニン系ポリフェノール色素を多く含んでいる。
カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛等のミネラルが多く含まれ、骨粗しょう症の予防や貧血の改善に効果がある。
たんぱく質、食物繊維、ナイアシン、ビタミンA
B1B2B6Eに葉酸が豊富に含まれている。
抗酸化作用を持つ。活性酸素が体内で生成されるのを抑え、肝臓機能を強化し細胞の老化やガン化を抑制する作用がある。
脂質は
オレイン酸リノール酸が80%を占め、たんぱく質も豊富に含み、コレステロール抑制にも効果もある。

ごまの主な効用
 

動脈硬化の予防
 高血圧の改善 貧血改善 便秘・整腸 肌や髪の美容 骨や歯の強化 疲労回復・夏バテ 血行促進・冷え性改善 老化予防 抗ストレス作用

驚異のゴマパワー
ごまには、白ゴマ、黒ゴマ、金ゴマなどいろいろ種類がありますが、ごまに含まれるゴマリグナンには活性酸素を撃退するパワーがあるとテレビで放送されたことから、数年前から人気が急上昇。さらに最近の研究で、アンチエイジング(若返り)にも効果があることがわかってきました。
ごまの健康効果を感じる摂取量の目安は1日に大さじ12
杯(10g〜20g)。 

老化の原因は肝機能の低下?!
老化の原因である活性酸素のうち7割は、エネルギー生産工場である「肝臓」で発生します。体内には元々活性酸素を撃退する酵素がありますが、年齢とともに減少してしまうので、肝機能が低下して、体内に老廃物が溜まり、肌あれや肥満などの老化を引き起こすのです。

肝臓に直接効くのはゴマリグナンだけ
水溶性の抗酸化物質の代表であるビタミンC、カテキン、アントシアニンは血液中の活性酸素を撃退しますが、肝臓までは到達できません。
それは、水溶性であるため、脂溶性の細胞膜を通過することができないためです。
それに対し、ゴマリグナンは血液中では力を発揮せず、肝臓に到達してはじめて抗酸化作用を発揮するので、肝機能の改善にはゴマリグナンが最適なのです。
コレステロール除去
ゴマのビタミンEは血液だけでなく、血管壁にたまったコレステロールを、キレイに除去してくれるので、心臓の血液を送り出す負担を和らげるのです。

(その他の健康効果)
・老化防止・若返り(良質なアミノ酸、ビタミンE、ゴマリグナンとアントシアニンなどの抗酸化物質)
・脳梗塞の予防
生活習慣病予防(黒ゴマに含まれるリノール酸やリノレン酸など良質な不飽和脂肪酸)
・便秘解消(黒ゴマに含まれる不溶性食物繊維)
冷え性予防(黒ゴマに含まれる鉄分)

 健康にいいといわれるごまの栄養パワーの源は、実はごま特有の成分ゴマリグナンにあります。ごまの抗酸化成分「ゴマリグナン」に最も多く含まれる物質がセサミンです。

脳梗塞を予防するごま(ゴマリグナン)夏は冷房による急激な温度変化の影響で血管の収縮・拡張が起こるため、血圧が乱高下しやすく、実は脳梗塞が起こりやすい時期。
ゴマに含まれる成分ゴマリグナンは脳血栓形成抑制効果があるといわれ、脳梗塞を予防してくれるそうです。ゴマは殻が固く消化・吸収されにくいので、すりゴマにして食べるとより効果的です。 

 
ゴマリグナンの摂り方
ご家庭のごま油が他の油より酸化しにくいのは、実はセサミンを含んだゴマリグナンのおかげ。しかしごまは硬い殻に覆われており、そのまま摂ったのでは大切な栄養成分を取り込むことが難しいのです。
 
【黒胡麻の主要栄養成分】(100グラム中)蛋白質21.9g・脂肪の61.7g ・カルシウム564mg(牛乳の11倍)・リン368mg・鉄50mg・リノール酸・リノレイン酸・ステアリン酸・レシチン・ビタミンE・ビタミンA・ビタミンB・ビタミンD・アントシニアン(ポリフェノール)・セレン・亜鉛・ミネラル


黒ごまは、良質の脂質・たんぱく質・食物繊維をはじめ、高ビタミン・高ミネラル、また、現代人に必須のカルシウム(牛乳の11倍 )や鉄分を豊富に含む優れた食物です。カルシウム不足の日本人に、また美容と健康に気をつけたい女性の方に、理想的な健康食材なのです。
ごまは外皮がかたく、そのまま食べても消化・吸収されにくいため、すって調理されるのが最適です。

あなたの肌年齢はいくつ?

食事で変わる美肌革命 本田京子(医学博士・管理栄養士)より
肌年齢 
チェックリスト           YES   
NO
1. タバコを吸っている
2. 
どちらかというと冷え性
3. 
たびたび月経不順になる(なった)
4. 
シャワ−が多く、風呂に入ることは余り無い
5. 
評判のダイエットはほとんど試した
6. 
食事は手作より、外食か市販品が多い
7. 
野菜や果物は不足していると思う
8. 
肉や魚をたべない日がある
9. 
家で過ごす日は、ノ−メイクのことが多い
10. 
化粧水は手でつけている
11. 
化粧を落とさずに寝てしまうことがある
12. 
顔のマッサ−ジは殆どやらない
13. 
夏でも帽子や日傘は使わない
14. 
日焼け止めは肌の負担になるので使わない
15. 
睡眠時間が5時間以下のことが多い
16. 12時を過ぎても起きていることが多い
17. 運動はあまりしていない
18. 
ストレスの発散が下手である
19. 
ストレスの高い生活をしていると思う
20. 
自分は気分屋だと思う
21. 
スキンケアに10分以上時間をかけない
22. スキ−(又は海水浴)に毎年行く(行っていた)

YES


  4個以下    
-7-10
 57個     -3-6
  8〜11個    実年齢+/− 2
 1214個     +3+6
 15個以上    +7+10
posted by たにちゃん at 20:01 | 群馬 霧 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月23日

鮭の力

ウィキペディアより

アスタキサンチン
 (astaxanthin, astaxanthine) 1938リヒャルト・クーンらにより発見された色素物質である。β-カロテンリコピンなどと同じくカロテノイドの一種で、キサントフィル類に分類される。IUPACは 3,3'-ジヒドロキシ-β,β-カロテン-4,4'-ジオン。自然界に広く分布する。甲殻類の殻やそれらを餌とするマダイの体表、またサケ科魚類の筋肉の赤色部分などに見られる。名前はギリシャ語の "yellow flower" に由来するが、実際の色は赤色である。生体内では遊離型、モノエステル型、ジエステル型の3形態が可能であるが、多くは脂肪酸エステル型であり、血漿リポタンパク質と結合した形で存在する。甲殻類ではタンパク質(オボルビン、クラスタシアニン)と結合し、カロテノプロテインとして存在している。タンパク質と結合したアスタキサンチンは黒っぽい青灰色を呈するが、加熱によりタンパク質分子が変性してアスタキサンチンが遊離すると、本来の赤色を呈する。甲殻類を茹でると赤くなるのはこの現象に由来する。

鮭の赤い色素
サケやイクラ、カニなど、海の生物に含まれている赤色のカロテノイド。緑黄色野菜のβ-カロテンやリコピンと同じ仲間です。自然界に多く存在する食経験豊かな成分で、健康への働きが注目されています。サケは、アスタキサンチンを豊富に含む藻類を食べて育ちます。
サケの身が赤いのは、このアスタキサンチンの赤色なのです。

アスタキサンチンは、産卵時に川をのぼる時のパワーの源になると言われています。そしてその後、アスタキサンチンは卵であるイクラにも受け継がれ、無事に孵化するように卵を守っていくのです

アスタキサンチン
は魚介類などに多く含まれる赤い色素成分でその効果から化粧品や健康食品に使用されています。
 このアスタキサンチン
は紫外線などから体を守るために存在しており、熱帯の海水魚が色彩鮮やかな理由はこの強い紫外線から体を守るために鮮やかな色をしているのです。

 このアスタキサンチンは紫外線から体を守るだけでなく、非常に有効な効果を持っています。
 それは高い抗酸化力があるのです。

 従来、抗酸化力の高い成分としてはポリフェノールやビタミンCなどがありましたが、アスタキサンチンはこれらをはるかにしのぐ抗酸化力を持っている成分なのです。
 

この活性酸素に対する能力によって体の酸化をふせぎ、アンチエイジング効果が期待されている成分なのです。
高い抗酸化力にアンチエイジング効果や様々な病気の抑制、美肌効果などが期待されサプリメントや化粧品などに利用されている成分なのです。
  
 
これらの強い生命力に裏打ちされたアスタキサンチンの効果は非常に高く評価されており、健康を維持するサプリメントや美白効果を期待する化粧品の原料として使用されています。
このアスタキサンチンはサプリメントだけでなく食品でとることも出来るのです。 アスタキサンチンを多く含む食品は鮭やいくらなどです。
 
それ以外にも金目鯛や蟹・海老などに多く含まれます。
 とくに赤い魚介類に多く含まれています。
 
アスタキサンチン
は非常に抗酸化力が高い食品です。
 
ビタミンEの100〜1000倍とも言われる抗酸化力で体内の活性酸素の除去を行ってくれます。
 この活性酸素の除去によって体をストレスから護り、血液をサラサラにしてくれるなど嬉しい効果がたくさんあるのです。またガンや糖尿などにも効果があるといわれています。 
この効果によって若々しい体を保つことが出来るのです。
 アスタキサンチン
を含む食事を多くとることによって健康を保ちましょう。
食事でアスタキサンチン
を摂取する場合には紅鮭やいくらや海老・かになどの甲殻類などで多く摂取することができます。
 しかし紅鮭だと3切れ程度、イクラでは400g程度、海老では10尾とあまり量的にも経済的にも現実的な量ではありません。
 
これらの食品を食事に取り入れるとともにサプリメントで補助的に摂取するほうが現実的でしょう。
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2011年01月02日

高齢者万引き

増加する高齢者万引き

万引き:常習高齢者 3分の2が「生きがいない」警視庁
 万引き事件を繰り返す高齢者の3分の2が「生きがいがない」と感じていることが警視庁の実態調査で分かった。万引き容疑で摘発される高齢者が10年で9倍以上に激増するなか、こうした分析は初の試み。警視庁は「孤立感の解消が高齢者の再犯防止の鍵」とみて、事件で摘発された容疑者に就労を促すなど、社会参加への取り組みを充実させる方針だ。【伊澤拓也】 調査は4〜10月、東京都内で万引き(窃盗容疑)で摘発・補導された容疑者の取り調べなどの際、各警察署が実施。6〜92歳の男女1070人から回答が得られた。65歳以上の高齢者は119人(11.1%) (初犯61人、再犯58人)だった。 容疑者らに生きがいが何かを聞くと、「無し」と答えた人の割合は年齢が上がるほど増える傾向にあり、再犯高齢者の「無し」は67.2%と飛び抜けて多く、次に多い「家族」(10.3%)を大きく上回った。初犯高齢者の「無し」は39.3%だった。再犯少年は23.5%、64歳以下の再犯成人は45.3%だった。 「相談できる人いない」55% 「普段から相談できる人がいるか」という質問には、再犯高齢者の55.2%が「いない」と答え、事件を繰り返す背景に孤独な状況があることをうかがわせた。再犯少年は18.8%、再犯成人は41.5%だった。 警視庁によると、09年に都内で万引き事件で摘発・補導された1万4819人のうち高齢者は3110人と21%を占め、99年の336人(6%)から9倍以上増えた。3110人のうち、警察署の調査に回答した204人についてみると、72人(35.3%)が過去にも万引きで摘発されていた。 万引きで摘発される高齢者の割合は全国的にも同じ傾向で、09年は10万5228人のうち25.7%が高齢者だった。 警視庁幹部は今回の調査結果について「高齢者は、一度摘発されてもまた万引きしてしまう傾向がある。働いたりして生きがいを見つけてもらうことが万引き防止にもつながる」と指摘。摘発された高齢者に対し、警察署が行う防犯活動や地域のボランティア活動への参加を促す考えだ宮城県警県警によると、県内で昨年検挙された65歳以上の高齢者は639人(前年比45人増)で、全体の13.4%。県警は「留置人が高齢者かどうかは集計していないため統計上、高齢の留置人の増減は把握できない」としているが、ある警察署の担当者は「実感では確実に増えている。障害のある留置人が複数入ってくると、今の体制ではお手上げだ」とこぼす。
 万引に限ってみると、65歳以上の検挙者の割合は昨年、27.4%に達し、2001年の10.3%から3倍近くに跳ね上がった。
今年も8月末現在、288人と前年同期比54人増で、28.2%を占める。

 警察署の構造や留置場の備品は、犯罪の高齢化に対応できていない面がある。紙おむつ代などの予算はなく、本人負担の決まり。所持金がない場合、やむなく担当の署員が自腹で払うこともあるという。

 県警によると、留置人は健康保険が適用されず、診察代や薬代は県予算で賄われる。本年度、県警が確保している医療費は約4000万円。県警は「病気や障害のある人が留置されると、医療費がかさむ」と懸念する一方、「高齢社会に備え、警察署のバリアフリー化も考えなくてはならない」と話している。鹿児島万引き:高齢者分析 交友関係希薄、8割超え/生活実態困窮、5割近く /鹿児島 県警が意識調査 県警は今年8、9月の2カ月間に万引きをしたとして逮捕・送検された男女184人を対象に、任意の意識調査を実施した。生活安全企画課は「孤独感が万引きを引き起こす原因の一つになっている」と分析している。 調査は00年に続き2回目。今回は184人のうち、125人が回答した。回答者を年代別にみると、65歳以上の高齢者が35人で28%を占めた。00年調査では、当時県警が高齢者ととらえていた60歳以上の割合が16・4%だったのに比べると、大幅に増加した。 今回調査した65歳以上35人のうち、生活状況について「交友関係がほとんどない」または「少ない」と回答した人が計86%に上った。 また、生活実態が「困窮」または「やや困窮」している人は計45%になっており、盗んだ品物も食料品や日用品がほとんどだった。そのため同課は「経済的不安も、高齢者の万引きが増加する背景にある」とみている。 県内の今年の万引き認知件数は10月末現在で1238件、前年同期比84件増と増加傾向にある。川原裕生活安全部長は「万引きの認知数は規範意識の指標。事業者に対しても、客への声かけや館内放送などに力を入れるよう注意を呼びかけたい」と話している。【黒澤敬太郎】毎日新聞 20101215日 地方版」熱海高齢者による万引は、県全体でも増加傾向にある。県警刑事企画課によると、1〜10月に摘発(逮捕・書類送検)された万引容疑者の25・3%を、65歳以上が占めた。10年前よりも、約10ポイント上昇している。 熱海市では、その割合がさらに高い。同署によると、1〜11月に摘発された54人の容疑者のうち、66・7%(36人)が65歳以上。今年だけでなく、2006年に48・5%07年に59・4%08年に58・2%09年に55・6%と、一貫して高齢者が半数前後を占める。 熱海署は、これら万引容疑者から犯行動機などの聞き取り調査を進めている。担当者は「バブル期に転入した人たちが高齢化し、多くが一人暮らし。調査では『生活苦』『孤独感から』という理由が目立ち、スリルを味わいたかったという回答もあった」と説明。調査結果は、年明け以降にまとめる予定だ。posted by kitanotabibito高齢者の万引き より刑事がうちの古本屋にやってくるのは珍しくもない。警官もよく来る。盗品を売りに来たら連絡をと、盗品の被害届が出ているから、その手配なのだ。万引きでもよくお世話になっている。泥棒も五回入られて、指紋をとったり、足跡をとったりと、サスペンスドラマと同じことをしていた。あまりひどいから、それからお客は店に入れないことにした。お客を見たら、万引きと思えとは、うちの店の社訓だ。それほど多いから呆れる。バイトの高校生を使ったら、半分がレジから金を盗るわ、商品を横流しするわで、十人使った半分が泥棒であった。それからは、人を使うのもやめた。もう、自分一人で、客も入れないで、通販だけでやってゆくということに決めた。
 そうして五年経っていたが、今年からまた支店を出して店売りを始めた。そうしたら、懐かしい万引きたちがさっそく群がる。袋を手に店に入ってきて、何も買わずに出てゆく。堂々としたものだ。店内はすべて百円均一だから、別に盗られてもそんなに被害はない。そんな百円の本でも盗られる。そうした本はブックオフに売りに行っても断られるだけだ。換金できないはずなので、売る目的ではなさそうだ。ただ、万引きのスリルだけ楽しんでいるのなら、こっちも、捕まえるスリルを楽しもうか。
 わたしは、いままで、だいぶ万引きを捕まえた。それを星にして、店にずらりと戦果を貼っている。万引きをしているところを察知すると、向うもドキドキしているだろうが、こっちもドキドキする。そうして、見て見ぬふりをして、ドアから外に出た途端、バタバタと走って首ねっこを掴まえる。そこから、普段はやさしい古本屋のおじさんが、突如としてサディステック古本屋に豹変する。
「ふふふ、とうとう、捕まえたぞ。どう料理してやろうかな」
 長年やられてきた恨みつらみをここで晴らす。これがあるから古本屋は面白くてやめられない。 その刑事がまるめろ文庫にやってきた。
「最近、高齢者の万引きが多いんで、注意してください。必ず、紙袋を手にしてきて、いつも来るが、絶対に買わない人は要注意です」 と、あちこちの商店を回って、手口を話してゆく。それは、前にテレビや新聞で知っていた。哀れといえば哀れだ。大概は、年金もないか、あっても国民年金で月に四万くらいしかもらっていない。どんな安いアパートに暮していても電気代と部屋代でその四万円は飛んでしまう。そうすると食費がない。食うものは、手っ取り早くスーパーやコンビニ、デパートの地下で万引きをするのだ。酒も盗られる。タバコも盗られる。
 いまは、生活苦の年寄りたちが日本にどれぐらいいるのか。医療費も払えないで、病院の治療費も踏み倒されるという。どうして、こんなことになったのか。それは老人の一人暮らしも増えたが、金のかかりすぎる世の中になったからだ。 わたしがよく行くスーパーでは、朝一番に年寄りたちが争うようにして、あるコーナーの商品を奪い合っている。それは何かというと、前日の売れ残ったお惣菜を三個で百円で売るのだ。その処分品の籠の中を開店と同時に走って買い占めようとする。ビニールの袋の中には芋のてんぷらやコロッケ三個が入ったトレー、チキンのから揚げなどが三種類入って、赤いマーカーで百円と書かれている。普通なら前日の売れ残りなんか捨てるのに、そのスーパーは翌日の朝まで売る。
 そうして、老人たちは、百円の処分品のおかずに、煮酒に使う合成酒の安い日本酒のパックを一緒に買っている。今夜の酒と肴なのだ。一日の食費は二百円も使えない。どうして生きていったらいいかと、街の年寄りたちは、値引き商品を狙うのだ。 それでも食えない貧しい年寄りたちは、仕方なく万引きに走る。若者がスリルを楽しむためや、遊ぶ金が欲しくて万引きするのではない。生きるためにするというところが痛ましい。
 だけど、それは犯罪だ。黙って見過ごすわけにはゆかない。まして、こっちも貧乏な古本屋だ。いつも、思うのだが、裕福な家の子供が、うちのようなところから本を盗む。それは許せないことだ。施しは受けても、なんで盗るのかといつも思った。子供がパトカーで連れてゆかれる。後で両親が謝りにくる。聞けば、毎月一万円の小遣いもやっているという。それは多すぎないか。うちの高校生でも三千円だった。元市長の家の子もうちに万引きに来た。親の顔を知っているから、どっちも都合が悪い顔をする。
 孤児院の近くに店を出したときは、カトリック系であったが、ナースさんが、二人の女の子を連れてきて謝りにきた。
「この子たちには小遣いは与えておりません。それでマンガ本を持っていたので問い詰めましたら、こちらから万引きしたということでした」
 そうした事情では、只でも差し上げたいところだが、たびたびではこっちも商売だからたまらない。
「今度は、ここで立ち読みしてゆきないさい」と、そう言ってやった。
 高齢者にも同情はする。ただ、本は食えない。盗っても安い本だから、他所で買っても五円十円だろう。それではパン一個も買えない。
 まるめろ文庫には、そういえば、毎日のように紙袋を提げて、何も買わないでさっと入り、さっと出てゆく老人たちがいる。怪しいといえば、年寄りがみんな万引きに見えてくる。ただ、百円だからと、別に気にも留めないが、だいぶモノがなくなっている。 国民年金だけなら、絶対に老後は食えない。ただ、暮し方ではどうにかなりそうだ。家がない人なら、この青森でも二万円以下のアパートもある。一人暮らしで四万円しか年金をもらっていなくても、わたしならやってゆける自信はある。その代わり義理は欠く。交際は一切なしだ。ただ、六十から、わたしも二万七千円ぐらいもらえるようだが、家がないいまとなっては、それでは暮せない。古本屋がもし、かなり売れないで落ち込んだら、そっちからの収入はあてにならなくなる。わたしは隠居しないといけない。仕事など六十過ぎたその年では見つからないだろう。アパート代も払えない五年間をどうやって暮したらいいものか。
 多くのサラリーマンも、天下りができる公務員以外は、すべて空白の五年間に放り出される。退職金もない小さな会社を退職した人なら、わたしと同じだ。
 後、二年で定年を迎えるわれら仲間は、寄ればその話をする。昔は、年金もなかった。それで隠居して孫のお守りをしながら、家にいられた。いまは、息子たちと別々に暮している。家がある人でも固定資産税から光熱費、家の修繕費、車があればその維持費とかかる。とても数万円の収入ではやりくりができない。
 やはり、万引きしかない。デパ地下の試食コーナーもいいが、パン一個を盗んで、捕まって常習犯で投獄される。ジャンバル・ジャンの時代ではないのだ。だけど、現代の低所得の老人たちには実にレ・ミゼラブルな世の中になったものだ。”一億総貧乏”貧乏人が余りにも増えた。暮らし難い時代に成ってしまった。人の心が荒び、会社が荒び、社会が荒ぶ⇔会社が荒び、人の心が荒ぶ、負のスパイラルが始まった。
posted by たにちゃん at 10:31 | 群馬 曇り | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月19日

はやぶさの土産

はやぶさから微粒子、新たに100個 地球外の可能性「チャンス広がった」
「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルの中身を電子顕微鏡で調べたところ、由来不明の微粒子が新たに約100個見つかった。
「地球外物質が見つかるチャンスが若干広がった」と
JAXAの研究者は話す。

20101006日 2049分 更新
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は106日、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルの中身を電子顕微鏡で調べたところ、由来不明の微粒子が新たに約100個見つかったと発表した。「地球外物質が見つかるチャンスは、若干広がったかなと思う」――同日の記者会見で、JAXAの研究者は言葉を選びながらこう話す。

 はやぶさが持ち帰ったカプセルのサンプルキャッチャー(サンプル容器)には、小惑星「イトカワ」の砂ぼこりが入っている可能性があり、JAXA相模原キャンパス(神奈川県相模原市)で資料採取・分析を進めてきた。
 

資料採取用のへら(テフロン製、幅3ミリ×長さ6ミリ)
 肉眼や光学顕微鏡で確認できた大きな粒子は、金属片など明らかに地球由来と思われるものも多かったという。今回、特殊なへら(テフロン製、幅3ミリ×長さ6ミリ)を使ってサンプルキャッチャーの側面をこすり取り、電子顕微鏡で調べた結果、メートル以下のものを含む微細な粒子が100ほど見つかったという。

 へらを作業用ロッドにつなげたもの 微粒子が地球由来かイトカワ由来かは不明。「元素構成を見ると、金属片でない、といったことまでは分かるが、宇宙でも地球でもありふれたもので構成されていおり、地球のものでないと言い切るのは難しい」と、JAXA宇宙科学研究所ミッション機器系グループの上野宗孝さんは話す。 

 会見では記者から、「地球外の物質である可能性はどの程度か」という質問が繰り返し出たが、上野さんは「可能性をどうこう言う根拠が得られていない」と慎重に答えた。「ただ、小さな粒子は非常にたくさんあることが分かった。

チャンスは若干広がったかなと思う」と話した。
 はやぶさのサンプルキャッチャーは「A室」「B室」の2つあり、現在はA室の採取作業が進められている。側面の微粒子をへらでこすり取る作業も、あと数回行う予定だ。B室の採取は「うまく行けば10月末ぐらいから」スタート。B室の方がイトカワ由来の物質が入っている可能性が高いとみられている。

 B室の採取にめどがついた段階で、地球外由来の可能性のある物質について、初期分析に入る予定。採取した微粒子の15%を分析する計画になっている。
 大型放射光施設「SPring-8」(兵庫県佐用町)を使った同位体分析などが予定されており、分析スタートから数カ月で分析結果が出る見通し。
今後、
JAXA相模原キャンパスから分析拠点まで、微粒子を汚染なく移動させる方法などを検討していく。
「はやぶさ」また快挙 微粒子は小惑星「イトカワ」の物質と確認 月以遠からの回収は世界初 (1/2ページ)2010.11.16 09:21 このニュースのトピックス宇宙・天文台

はやぶさカプセル「B室」開封 微粒子存在に期待
JAXAは、はやぶさの2つあるカプセルのうち「B室」も開封。

イトカワ着陸で使用したカプセルで、イトカワの物質が見つかった「
A室」と同様、無数の微粒子が存在する可能性がある。

産経新聞
20101214日 0700分 更新 小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル内の収納容器。左側の円形のくぼみが新たに開封した区画(宇宙航空研究開発機構提供) 宇宙航空研究開発機構は13日、今年6月に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル内にある試料保管容器の小部屋のうち、未開封だった「B室」を開けたと発表した。

 肉眼では何も確認できなかったが、小惑星「イトカワ」の物質が見つかった「A室」と同様、無数の微粒子が存在する可能性がある。B室は平成17年、1回目のイトカワ着陸で使用した。
イトカワに着陸する「はやぶさ」の想像図。着陸の衝撃で舞った微粒子をキャッチしたとみられる(JAXA提供)子をキャッチしたとみられる(JAXA提供)
posted by たにちゃん at 12:54 | 群馬 霧 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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